1964年に村上雅則投手が日本人として初めてのメジャーリーガーとなった後、暫くは途絶えていましたが、1995年の野茂英雄を契機とし、佐々木主浩、イチロー、松井秀喜など数多くの選手がMLBで活躍してきました。現在日本のプロ野球界で活躍している選手の中から、将来的なMLBプレーヤーを未来予想すると、最も可能性が高いのは北海道日本ハムファイターズの大谷翔平です。
打者と投手の「二刀流」で活躍する大谷翔平は、2015年シーズンで投手としての素質を開眼し、投球回数160回2/3で15勝5敗、奪三振196、防御率2.24という高卒3年目の投手としては異例の成績を残しました。
しかも、打者としての出場を続けながらの成績であり、数年後にMLBで活躍しているのは必然と言えます。
大谷翔平以外では、ソフトバンクホークスの柳田悠岐と、ヤクルトスワローズの山田哲人です。この二人は2015年に3割30本30盗塁のいわゆる「トリプル3」を記録、メジャーで必要とされるパワーとスピードを兼ね備えており、今後が注目されます。