過去に起こった珍事件

ピッチャー
MLBで過去に起こった珍事件として最も有名なものは2016年5月8日のナショナルズ対カブス戦でしょう。ナショナルズの外野手、ブライス・ハーパー選手がこの試合で7回バッターボックスに入り出塁したにも関わらず「打数0」とカウントされたのです。一体何が起こったのでしょうか。打者が打たずに出塁する方法はフォアボールとデッドボールです。

ハーパー選手は1回目から6回目でフォアボール出塁し、7回目でデッドボール出塁をしました。満塁の状態でデッドボールとなり、押し出しで1点を獲得ということはたまにあります。

しかし6回もフォアボール判定が下るのは極めて異例でメジャーリーグ最大の6回と並ぶ結果になりました。このことから「MLB過去最大の珍事件」として未来に名を残すこととなりそうです。
さらに、ハーパー選手は4試合合計で13回のフォアボールを獲得しており、これは世界中の公式戦において最大の記録です。
意地でも出塁する男、ブライス・ハーパーとして当分は注目されるでしょう。