ポジションに拘らない名選手

ポジション
MLB史上最も活躍した選手と言えば、ベーブ・ルースです。彼は「ベースボールの象徴」と讃えられるほどの選手で、レッドソックス時代は投手と打者の二足の草鞋を履きポジションに関係なく活躍した名選手で、ニューヨーク・ヤンキースに移籍して打者に専念してからは素晴らしい成績を収めました。

1935年に引退するまで生涯打率.342を記録したほか、通算714本のホームランはハンク・アーロンに抜かれるまで世界記録でした。
ベーブ・ルースの放出はバンビーノの呪いと言われ、レッド・ソックスがワールドシリーズ制覇を逃すたびに取り沙汰されたのはあまりにも有名です。現在のMLBで、打者として毎シーズン大きな期待を背負っているのが、デトロイト・タイガースのミゲル・カブレラです。

ショートやサードのほか外野もこなすマルチプレーヤーで、2003年からフロリダ・マーリンズと契約、デビュー戦でサヨナラ本塁打を放つ快挙を成し遂げ、大物ぶりをアピールしました。2007年にデトロイト・タイガースに移籍し、現在までにMVPを2度獲得、通算本塁打数は既に400本を超えるなど今後が注目されています。